チェンバロ事件詳細

さて、チェンバロ事件補足です。
ほぼ毎日新聞で報道された通りですが、字数の都合上、わかりにくい点もあったと思いますので。
http://mainichi.jp/select/today/news/20080718k0000e040079000c.html

当日、高橋夫人の演奏のため、製作者であり調律者でもある夫の高橋辰郎氏がチェンバロを搬送してきたところが、江戸フィルは、主宰者側の常識であるはずの駐車場の確保を忘れていて、高橋氏は、会館側にすぐに車を移動させるよう求められながら、慌ただしく楽器の搬入作業を強いられることになった。
(この件について、江戸フィルは「会館では事前の駐車場の予約は不可能だった」と主張している。もちろん嘘)

仕方なく、高橋氏は通用口に車をつけチェンバロを下ろそうとしたが、ここで団員が「こちらではなくて、裏口の方が近いので、そちらから入れてくれ」と指示。会館の構造について熟知しているはずがない高橋氏は、団員の指示に従い裏口に車を移動させた。
ところが、この場所は床面がすべすべではなく凹凸のあるレンガタイルが貼られた場所で、嫌な感じがしたという。

ちなみに、台車で運ぶというのは、少しでも楽器の搬送に関する知識のある人ならわかるように、上に乗っけてガラガラ押していくということではなく、台車の上にチェンバロを載せた状態で、台車を浮かせて運ぶわけです。
この方法なら、万一、搬送の誰かがつまづいたり転んだりしても、被害が最小限ですむわけだし、何らかの事情で搬送者が一時的に手を放さざるをえない事情(ドアを開けるとか)が起こっても、チェンバロは安全なわけです。

しかし、いずれにしても駐車場もないし、会館側に急かされている状態だった上、夏の炎天下の野外で、チェンバロを一刻も早く搬入する必要があったため、やむなく、高橋氏は、そこで、車からチェンバロを降ろして台車に載せたが、このとき、床面が緩いスロープになっていることに気づいた。
そこで、団員に押さえていてもらうべく「お願いします」と声を掛けて、車のハッチを閉めるべく、1~2歩戻ったとき、ガシャーンというもの凄い音にふり返ると、チェンバロが落とされていた。
明らかに、高橋氏の指示を待たず、団員の誰かがテール側から、力一杯、台車(またはチェンバロ)を押し、しかも残り全員が誰も支えていなかったのである。
具体的には、台車の車がレンガの目地部分に挟まって動かなくなっていたにもかかわらず、テール側にいた大馬鹿が、力一杯「せ~の!」とやったわけ。しかも、残りの誰も、軽く手を添えているぐらいのことはしていたかもしれないが、高橋氏が指示していたようにしっかり保持していなかった。とっさに体で庇おうとした奴さえいなかった。

すぐに高橋氏がチェンバロを舞台裏に運び込んで調べたところ、修復不可能なまでに破損していることがわかった。
夫妻は一晩中泣きあかしたそうです。

しかも、事故後、江戸フィルは完全に逃げて、謝罪もなければ、一ヶ月以上連絡さえなかった。
その間、団としての調査もいっさい行っていなかった。
(裁判中、明らかになったが、団長は団員から「台車が穴に落ちてチェンバロが壊れた」と報告を受けて、詳細を調査したり、関係者から聞き取りを行うどころか、「あー、そう」ですませたらしい)

高橋夫人がたまりかねて連絡をして、夫人が話し合いを持ったが、ここでは、謝罪というより、「アマチュアなんだからしょうがない」「好意で運んだのに」「アマチュア団体でお金はないので賠償はできない」「保険にだって入っていない」の一点張りで、「見舞金10万円」をむりやり押しつけ、領収書を書かせようとした。
また、「謝れって言われても、謝ったら謝ったで、死んだ子は帰ってこないとか言われるんでしょ」などという暴言も。
(このとき高橋辰郎氏は心労のあまり会えない状態だったので、欠席。夫人もストレスのあまり半病人状態だったにもかかわらず、です)

3)その後、当事者の謝罪だけでも、との夫人の要求に、さらに半月後、団員2名のみが謝罪に来る。しかし、明らかに当事者はもっといた。
この時点で彼らも、このとき運んでいたのは、3~4人という人数ではあり得ないが、名前がわからないと逃げていた。同じ団で活動しているメンバーの名前も知らないらしい。
いずれにしても、このときも言い訳に終始し、誠意のある謝罪もなければ、アマチュアだからと開き直って、補償する気もないのが明らかだった。

4) もともと知人であった、PANDORAが相談を受け、あまりの異常さと悪質さに、弁護士に相談することを薦める。(ちなみに、マイミクCさん経由で、マイミクBさんにお願い)

職人と音楽家であった高橋夫妻は、裁判には本来、消極的というか抵抗感が強かったが、江戸フィルの対応があまりにあまりで、このまま泣き寝入りさせようとしているのが見え見えだったうえ、被害者である高橋夫人への誹謗中傷まで行っているらしいという噂が入ってきて、ついに裁判を決意。

※誹謗中傷の内容:謝罪に行って100万円を渡そうとしたら、ヒステリックに叩き返されて話にならなかった、などというもの。
数字の桁も違えば、(まあ、100万円でも楽器の価格にはほど遠いのですが)、ヒステリックに叩き返された、というのも.....。

裁判になったとたん、江戸フィル側は、実は保険に入っていた(忘れていたのだそうです)と言いだし、保険会社の調査が入る。
どうも、保険を使うと保険料が上がるので、使わずに泣き寝入りさせるつもりだったらしい。以前、コントラバスの事故があったときも、これが団員だったこともあって、泣き寝入りさせたのだそうだ。

その後、加害者団員と保険会社の弁護士が結託しての、悪質な偽証の数々が始まる。

高橋氏が、団員だけでチェンバロを運ばせた事実があった(もちろんそんな事実はないし、そのときのやり方と彼らが主張している立ち位置ではチェンバロは運べない)とか、運んだ団員は3人しかいなかっただったとか(それ以前に彼ら自身が、運んだのは3人ではないと言っている録音があるのに、それは「みんな揃って勘違いしていた」のだそうです)、チェンバロを動かす以前に台車に置いた瞬間に、台車が崩落したとか(江戸川区の表彰も受けているプロ中のプロの木工技師の高橋氏が作った紫檀製の台車が、豆腐のように崩れるものらしいです。そんな技術の人がどうやってチェンバロを作れるというのだろうか)

まあ、そんなような状態です。

ちなみに、団長は「江戸フィルは江戸川区から補助を受けてないから、お金はない」と言っていましたが、これも嘘で、年間300万円以上の補助が出ていることも明らかに。もちろん、活動報告をするという条件でですが、2006年に起こったこの事故の報告はもちろんしていません。

江戸川区に一言、という方は、こちら。
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/ssl/tegami2.html

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浄土宗 明福寺 住職 ルンビニー学園 園長:福井豊信

http://press.jodo.or.jp/press/2000/07/news.html
*園児らに豊かな情操 新設のパイプオルガン演奏会 東京・明福寺
6月4日、東京都江戸川区の明福寺(福井豊信住職)で本堂に新設されたパイプオルガンの演奏会が催され、
関係者ら130名が集まった(写真)。

このオルガンは、福井住職が、園長を務めるルンビニー学園の園児に、芸術によって豊かな情操を育んで欲しいと設置したもので、

あわせて声明(しょうみょう)などの東洋の伝統仏教音楽と西洋音楽との対置、融和も夢という。
演奏会では、同学園講師の武田ゆりさんのオルガンに、ボーカルとトランペットが加わり、バッハの曲など20数曲が披露された。

オルガンは大切にしているけどチェンバロは壊れたバケツのように粗末にするクソ坊主
http://www.k3.dion.ne.jp/~music-ac/photo/edogawaonkyou201.jpg
初代江戸川音楽協議会々長福井豊信氏(左)
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