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朝日新聞って、反権力でしたっけ?

 慰安婦問題の吉田証言の件と福島原発事故の吉田調書の件で、朝日がダブル謝罪することになり、ややこしいったらありゃしません。
 いずれにしても、鬼の首を取ったように喜んでいるのは読売と産経ですが、産経はともかく、読売はジャイアンツの選手獲得での巨額契約金問題で朝日に喧嘩を売られましたから、見苦しいはしゃぎっぷりです。

 しかし、それにしても、朝日はそんなに反権力な新聞でしょうか?
 戦前や戦中の大政翼賛はともかく、一応、戦後は、リベラルを代表していた、と考えている人が多そうですが、私は実は全然そうは思ってはいません。

 それというのも、私がこの3年ほど、検察問題に関わってきた中で、朝日が、こと検察問題でまともな報道をしたことなどないからです。なにより、あの、ネットで流出した田代報告書ですが、あの一連の報告書は、朝日新聞はその前から入手していました。

 一読すれば、大問題であるはずのあの虚偽報告書を、朝日は一面トップで報道するどころか、ずっと、こっそり隠し持っていたわけです。そして、その挙げ句、ネットで報告書が流出したときも、これを産経や毎日は大きく報道しましたが、朝日はそのことすら一行も書いていません

 (同じく報告書を事前入手していた読売は、ネット流出自体を報道こそしませんでしたが、すぐにそれを受け、すでに報告書が事実上公開されたものという前提で、他の報告書の問題点などを記事として書いていますが、朝日はそれすらやりませんでした)

(なんで、朝日と読売が流出事件を報道しなかったかというと、どっちも事前に文書を入手していただけに、記者の内部告発を疑って、社内で犯人捜しやってたとかいう噂が....。)

 いずれにしても、この、見苦しいまでの徹底した検察迎合。それが朝日の立ち位置でした。

 それは、朝日新聞編集委員村山治氏の書いた「検察―破綻した捜査モデル―(新潮新書)」という新書でも、一見、批判的に書いているように見せかけて、実際は、検察幹部と親しいことがご自慢で、結果的に検察をヨイショしているだけではなく、私たちの「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」のことも、小沢一郎氏支持団体であるかのような無定見で恥知らずで、裏取りのイロハすらやっていないような描写をしていることでもわかります。

 小沢一郎が好きか嫌いか、政治家として評価するかしないかは別として、陸山会事件がでっち上げであり、それによって検察という「第5権力」が、歴史的な政権交代を骨抜きにしたことや、挙げ句に、検察審査会を騙して強制起訴をさせるために虚偽報告書を作ったなどというのは、明らかに、検察の戦後最大の不祥事であり、必ずや後の世で歴史に審判を下されるであろう事件ですが、この事件に関して、とにかく、いじらしいほど検察リーク丸呑みで、検察に都合の悪い資料は、たとえ入手しても記事にしない、それが朝日新聞社のスタンスだったわけです。

 そのような媒体のどこが反権力であり、リベラルなのでしょうか。反権力やリベラルに失礼というものです。

 では、なんで、そんな腰抜けな朝日が、あの吉田調書に関する記事を、しかも、完全オリジナル版を入手しているわけでもないのに、軽々しくトップ記事にしたのか。
 私はこれは、リークだったからだと思います。

 内緒でリークをもらったから、特ダネをもらったうれしさで、裏なんてとらなかった。由良秀之氏の小説「司法記者」に登場する某記者みたいなものです。
 それで、嵌められた、というのが真相だと思います。

 これで、朝日はしばらく、官邸の顔色をうかがわざるを得ないでしょうからね。リーク元のほくそ笑みが目に浮かぶようです。

 朝日新聞社が開き直って、誤報は誤報として謝罪した上で、そのことと慰安婦問題や原発問題で右派を正当化することとは何の関係もないと、気合いを入れた論陣張るぐらいの根性があればいいですけどね。しょせん朝日ですから、あまり期待しない方がいいと思います。

 むろん、はしゃいでいる産経や読売(この二紙は、意外ですが、検察関係では朝日よりよほどまともな報道をしていましたが)にしても、はしゃいでいると足元が崩れますよね。すでに、産経は、小林よしのり氏主催のゴー宣道場でまで「産経卑怯新聞に朝日を責める資格はあるか?」と証拠写真あげられてボロクソです。
 こちらもリークに騙されて、思いっきり誤報飛ばした前科があるわけですから、人のことは言えませんよね。

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民度

 ところがこういうリークによって作られた話題に乗ってしまうアホが多いこと!
 日本は民度が低すぎる。
 それもいつまでも韓国問題に固守し、一歩も前に進めない。
 安倍政権だって何時までもソッポ向いている訳にはいかないから動き出しているのに、「舛添がぁいらんことして」とか「会話なんかしたらド壺に嵌る」などと3Kの記事に踊らされている。
 まぁ、どちらにしても日本人はマスメディア・ジャーナリストを信じ過ぎるな。
 アメリカは25%。日本は75%が信じるってんだから何をか況やだ。

No title

世界日報の姉妹紙である産経新聞はもともと問題外ですが、朝日新聞は、CIA工作員の船橋洋一が主筆をやっていたので、CIA工作員ナベツネさんの読売CIA新聞と同様、非常に危険な新聞だと思っていました。この三紙はさっさと廃刊していただくことが、世のため人のためになると思っています。

No title

昨日の私の記事にも紹介しています。

No title

初めてコメントを書かせてもらいます。

私も朝日新聞には期待を寄せないほうなので、明快な論断に頷くばかりです。
今の朝日の姿は天に唾した結果といえなくもありません。
小沢さんのときと同じ構図が見てとれるからです。
小沢さんの事件のとき、朝日新聞は彼を支持するかしないかは別にして、
検察やメディアのあり方に厳しい視線を向けるべきでした。
が、政界(民主党内アンチ小沢を含む)、検察、メディア総がかりのバッシングの一翼を担い、
挙句は民主党内の反小沢勢力を鼓舞することにまで手を染めました。

誰の言葉だったかは度忘れしましたが、近代人権思想の有名な言葉に、
「君の意見には反対だが、君の自由は全力で守る」といった趣旨のものがありました。
つまり、朝日新聞は小沢さんが死ぬほど嫌いであっても、検察やそれに乗っかったメディア
に対しては常に批判的な立場でなければならなかったのです。
が、実際は全く反対でした。
今は似たような状況でバッシングに晒されています。
小沢さんの場合は確か報告書の記載ミスがきっかけだったと記憶していますが、
朝日の場合もきっかけは単なる誤報です(他のメディアも頻繁にやっている)。
右派連中は意図的に膨らませて、反日だの売国だのと騒いでいますが、
これまた報告書の記載ミスを意図的に膨らませたのと同じです。
思うに、朝日新聞が小沢さんの事件のときに、メディアとしての本分に忠実であったら、
今回の場合「朝日を好きか嫌いかは別にして、特定メディア叩きは誤りだ」と堂々と言えたのです。

最後に付けたしですが、ちょっと気になる点に触れます。
今回の朝日バッシングに対して、いわゆるリベラルな文化人が抗議の声を挙げたり、
議論する集会みたいなものを開催しています。
そうした行動には心から賛同します。
が、下衆の勘繰りかもしれませんが、「リベラルな文化人」の少なからぬ部分が、
「朝日叩きは問題だが、小沢叩きは悪くない」といった考えを持っているのでは?
朝日を好きか嫌いか、小沢を支持するかしないかとは別だといった本質を理解できない、
古臭いセクト主義の残滓が見えるような気がします。

拙劣な長文ですみません。
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