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集団的自衛権:これからですよ、みなさん

 集団的自衛権が閣議決定されました。
 驚いたのは、この件に関して、私の知り合いの、いままで露骨なまでに政治に無関心だった若者が、メールで色々な人にデモの情報を発信し、彼自ら官邸デモに参加しているということです。

 そうなのです。この件は、若者たちにとって「アベちゃんの自己満足」では済まない切実な問題になっているのです。
 もちろん、原発や社会保障の問題や教育格差の問題だって、じつは、若者を直撃する問題なのですが、それら以上に、今回の「集団的自衛権」には、政治に興味がない若者ですら、なんともいえない「ヤバさ」を感じた閣議決定だったということでしょう。

 こういうことをやってしまう安倍首相の頭の中というのは、「憧れのオジイチャンみたいになりたい」願望なのかどうかはよくわかりません。

 しかし、べつにこれで日本が終わったとか、憲法が終わったわけではないことは、みなさん、ご理解ください。
 閣議決定などにそもそも、現段階では実効力はございません。関連の法整備だけで2年ほどはかかります。たとえ、多数派の自民党と腰抜け公明党が、次々と強行採決を図ったとしても、です。

 そして、次の大きな選挙までは、あと2年。安倍がこの時期を狙ったのは、まさに、「あと2年もあるから、その間、ボクちゃん、好き放題できるもんね」なのでしょうが、別の言い方をすれば、好き放題できるのは「あと2年しかない」わけです。

(これが、メキシコなんかだと、大統領が替わるまで6年もあるし、地方選で大敗しても、大統領職の権限は圧倒的なのが、痛いところでございます。)

 これからの地方選、さらに次の参院選で、どんどん自民党が敗北すれば、閣議決定など無力化いたします。

 もう一つの有効な手立ては、「違憲訴訟」を起こすことです。
 「一票の格差」裁判や「原発差し止め」訴訟にみられるように、まだ、こういった問題に関しては、まともな判断をする裁判官は存在している。この閣議決定に、どういう法理論であっても、「合憲である」という判断を下す裁判官は(よっぽどアレな人に当たらない限り)ないでしょう。各地でやれば、地裁レベルで、がんがん違憲判決を引き出せる可能性は極めて高いと思います。

 残念ながら、違憲訴訟は行政訴訟となるので、私が代表を務めさせて頂いている「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」のように、告発状を出して、代表者が記者会見をして(あとは、検察が苦しまぎれの不起訴をするのを待って晒しものにし、さらに検察審査会に申立をすることで、検察のボロボロっぷりを晒し者にする)、というものではありません。
 弁護士さんが裁判の場に出ることが必須となるので、その弁護士さんたちの面が割れることはもちろん、その負担が桁外れに大きなものとなるので、とてもボランティアでお願いできるレベルではないため、原発訴訟並みに、1人数千円ぐらいの参加費で多数の原告団を集めることが必須となりますが、それとて、別に不可能なことではないでしょう。

 怖いのは、たかが閣議決定ごときで、「憲法が死んだ」などと絶望して、このまま流れに飲み込まれてしまうことです。

 ところで、NHK受信料の不払いをなさっている人に聞いたのですが、それまでは、取り立ての方が「テレビ受信機があるはずだ」とかなんとかいろいろうるさかったそうですが、あの粕井さんが会長になって以来、「ああいう人が会長であるNHKを公共放送とは認めない」「経営委員を総取っ替えしない限り」というと、それはもう、何も言わずに、あっさり引き下がってくれるそうです。
「あの会長が」と言っただけで、べつに払わないとまで言っていないのに、「そうですよね、失礼しました」と引き下がってくれた例もあるそうで....。(あらゆるところで言われているのだろうな)

 てなわけで、少なくとも「平和」だけは最大の党是であるはずの公明党が、わりとあっさりと日和ってしまったことで、これからは、選挙の頃になると電話かけてくる「知り合い」に「はっきりお断りする」明確な理由ができたのも、たいへん結構なことです。こういうのも、じわじわ効いてきますよ。

 政局なんてね、わずか3年ぐらいで思いきりひっくり返るということを、体験したばかりの私たちじゃありませんか。

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No title

3年で変わったのは あまりにもあの政党がアホだったからです。未熟だったからです。
その前の政党も。みんなオウンゴール。
自民党がそんなヘマしますか。
まあ何を言っても弱者、無力な負け犬の遠吠えですね。

集団的自衛権に賛成します。

こういう意見は大切ですね

こういう意見は大切ですね。
つい視野が狭くなってしまいがちですが
どん、と構える気持ちを忘れてはいけませんよね。
私にも20代の息子がいますが今まで選挙に行っている気配はありませんでした。
この政府の愚行が気付きになってくれたら良しとしたいと思います。

今日も八木さんのきっぷいいコメントにスカッ!としました

自民党なんぞは、いくらオウンゴール(それも最低にカッコ悪い)しても、
不正な選挙で「なかったこと」にされ、点数がカウントされないもんだから、
今は有頂天で、いい気になってる。「天下国家は、すべて(アメリカさまの
言いなりの)私たちのものだ」と言わんばかりに。(←この時点で、既に
バカすぎるが。)

ただ不正選挙に加担させられた人たちが、続々と事実を暴露し始めてくれて
いるので、これからおもしろくなりそう。
たった3年どころか、もっと早く、嘘の上に積み上げた「砂上の楼閣」が崩壊
するんじゃないかと。

>ななしさん、
こんなところで賛成を表明する暇があったら、アベ礼賛・アメリカ礼賛サイトへ
でも行って、おやりなさい。
そして有事の際には、先頭切って、戦場へ行かれてください。

日本の多くの若者は、そんなこと望んでいないのです。若者を育てた親たちも、
望んでいません。ジャパンハンドラーズに首ねっこを抑えられた、一部の能無し
政治家とそのとりまき達は、いざ有事になったら、絶対に戦線には行きません。
あなたのような奴もね。
そういう腰抜けどもに、あまりに軽いアタマで「賛成、賛成」とわめかれるのは、
その辺の雇われ右翼より、こうるさいです。
ひっこんでなさい。

ななしさんへ

その前の政党って、自民党だったんじゃなかったかな?

No title

>2014-07-04 18:38 : ななしさん

「未熟な政党が政権を握った」のをわかっていたなら、それまでずっと政治を主導してきた自民公明党は、国民のためにも、未熟な民主党政権を、全力で、あらゆる手段で助け、バックアップするべきだったでしょう。

なぜなら敗戦後、67年間ずっと殆ど、自民公明の一党独裁で出来上がってしまった複雑怪奇なシステムが、基盤になってしまっていたからです。それは誰もが知っている事ではないですか。

それを(国民のために)、助けるどころか・・・当時野党となった自公は、自らの作ったシステムを何も教えることもなく、導き、助けることもぜず、ただ糾弾ばかりした。自らの地位のため。

民主党はもちろんのこと、私たち国民の生活については、念頭外だったとしか思えません。

何が問題かもはっきりさせないまま、マスコミと一緒になって、民主党をひたすら毎日叩き潰していましたね。
これが、国民のことを一番に優先すべき政治家の態度でしょうか。マスコミも、重い責任があると思いますけど。
政治を勝ち負けに例えるならば、民主主義はありえませんので、何か特定の思想の支持をしているということになります。

平和憲法に基づいた憲法下の民主主義と立憲主義を犯す、集団的自衛権は反対です。

集団的自衛権賛成

7月1日の内閣総理大臣記者会見の発言内容をよく読んでください。マスコミの偏向報道に惑わされないで欲しいと思います。普通の義務教育を受けた日本の若者ならわかるはずです。
以下、引用、抜粋。
例えば、海外で突然紛争が発生し、そこから逃げようとする日本人を同盟国であり、能力を有する米国が救助を輸送しているとき、日本近海において攻撃を受けるかもしれない。我が国自身への攻撃ではありません。しかし、それでも日本人の命を守るため、自衛隊が米国の船を守る。それをできるようにするのが今回の閣議決定です。

No title

>>海外で突然紛争が発生し、そこから逃げようとする日本人を同盟国であり、能力を有する米国が救助を輸送している

いかなる同盟国の人間であっても、米国が民間人を軍機や軍船に搭乗させることはあり得ないということは、米国が明言しています。こんな出鱈目な説明を信じているとしたら、かなりおめでたいとしか申し上げようがありません。

集団的自衛権ならびに憲法9条改正を反対する方々に聞きたい。
今の東アジアの情勢を見て、いつまでもお花畑脳でいられる理由が知りたい。この国が今どんな状況に立たされているのかみなさん知っているんですか? 中国は日本領土を虎視眈々と狙っています。尖閣の次は沖縄でしょう。韓国は?『ゆすりたかり』ですよ。北朝鮮は? 言うまでもありませんよね。 日本国内で悠長に戦争反対なんて言ってる間に東京に核ミサイルが落とされるかもわからない。何故この国の国民は自国の国防を下げたがるのでしょう。
銃を持った中国兵に憲法9条を見せて戦争を回避出来ると本当に思っているんですか?
外交で憲法9条持ち出して戦争を回避出来ると本当に思っているんですか?
本当に戦争をしたくないのであれば、WW2永世中立国スイスのように高い軍事力を持って牽制をするしかないと、何故わからないのですか?
あれから70年も経ちました。アメリカがいつまでも日本を守ってくれるとは限りませんよ。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

ああ、お花畑

憲法九条担いで、世界中で布教してきたら如何ですかね?
憲法九条があれば他国から侵略されず、平和を護れますよとね。

中国からの侵略に直面しているフィリピンとベトナム、ウクライナ、内戦状態のイラク等、どこか一カ国だけでも憲法九条を導入してくれるといいですな。

今、中共に対して必死に抵抗しているウイグルも、憲法九条を持っていなかったから、侵略されてしまったんですね。
ラテンアメリカも憲法九条を持っていれば、きっと、スペイン人に蹂躙されずにすんだのかな? 残念だったね(笑)
ラテンアメリカの人達にそう言って、今からでも憲法九条を持つように勧めたら如何ですかな?
きっと、音楽なんかよりも喜ばれるよw

集団的自衛権は必要です

桜井よしこさんのオフィシャルサイトにあった6月2日のコラムを引用します。このコラムは従軍慰安婦に関して書かれたものですが、今回の集団的自衛権の賛否に関しても言えることだと思います。
===ここから
私たちは自分自身と国家とをどれだけ一体のものとして考えているだろうか。天然の要塞である海に守られてきた日本人は、たくまずして与えられる平和故に、国民を守る枠組みとしての国家の重要性に思いを致すことなく過ごして、今日に至るのではないか。

幕末の安政4(1857)年、幕府の要請によって日本に海軍を創設すべく、指導に訪れたオランダ海軍二等尉官のファン・カッテンディーケが興味深いことを書き残している。

「(オランダ海軍の)艦長が1名の士官と45名の陸戦隊を率いて上陸すれば、恐らく1発の砲弾も放つことなくして、幕府の役所をはじめ海岸に面した町々は苦労なしに占領することができるであろう」、その場合、「市民は陸戦隊の上陸を、知らぬ顔で見て過ごし、幕府を窮地に陥れるかもしれない」(『長崎海軍伝習所の日々』東洋文庫)。

カッテンディーケは前段で幕末の日本の軍事力の欠落を、後段で国家の危機にわれ関せずの姿勢を貫く日本国民の、ある種の無責任を指摘したわけである。
===ここまで

集団的自衛権賛成の方々へ

こちらをご覧下さい。

http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2014/07/03/7378687

まず、安倍氏や賛成論者の方に共通して言えることは、集団的自衛権と個別的自衛権の違いを理解していないということ。

想定事例として示されたものについても、まずありえないものだったり、個別的自衛権で対応できるものだったりする。

そして、内閣官房のHPにある集団的自衛権に関する一問一答も、答えが質問に対するものになっていないものが多い。

それと、「反対論者はお花畑だ」と賛成論者はおっしゃられるが、自衛隊員が海外での活動で今まで死者が出なかったのは、9条があったからということもまた事実なのです。

急に集団的自衛権の話が進みだしたのは、中国や北朝鮮のことではなく、財政が厳しく、戦争をしたくても軍事費が捻出できないアメリカが、日本に兵隊や軍事費を供出してほしくて圧力をかけてきたからに他ならない。

なぜなら、中国や北朝鮮の脅威は今に始まったことではないから。

No title

日本の集団的自衛権の行使容認 支持国
アメリカ、ドイツ、フィリピン、オーストラリア、 シンガポール、ベトナム、マレーシア
タイ、インドネシア、ニュージーランド

日本の集団 的自衛権の行使容認 不支持国
中国、韓国

次の大きな選挙で民主党に勝ち目はあるんですかねwww

泣き寝入りするのか?

pdf版(http://www.age2.tv/rd05/src/up7256.zip.html)
日本国民諸君
これは我々に対する宣戦布告だ。

http://www.afpbb.com/articles/-/3037645
>イスラム国、湯川さん殺害を認める 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015020202000072.html
>後藤さん殺害映像、「イスラム国」が声明一面中日新聞(CHUNICHI Web)

安倍総理大臣様
仇を討ちましょう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E5%87%BA%E5%85%B5
>台湾出兵 - Wikipedia

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