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お約束の不起訴です:さあ、面白くなってきましたわ

さて、17日夕刻、というともう昨日になりますが、最高検からお電話をいただき、当会が2日付けで提出いたしました、笠間検事総長以下、最高検・東京高検・東京地検の当時の幹部6名に対する犯人隠避の告発状は、本日付けで最高検で不起訴にしたとのご連絡を頂きました。

まあ、すでに検察に自浄努力がないことは明らかになっておりますので、当会といたしましては、この一連の不起訴決定、および、最高検の 調査報告書そのものが犯人隠避行為であるとの認識のもと、 粛々と、国民目線によるこの事件の全貌解明のため、検察審査会への申立の準備をしているところでございます。

で、みなさま御期待の申立書、なぜか読売新聞には、7月中旬までに申立を決めたと報道されてしまい、そこまで期待していただけるのでしたら急ごうかという話もあったのですが、7月中旬じゃまだあたくしは日本に帰国していませんし、なにより、もうこうなってしまって、新聞にも「さあ,検審にご注目」と、叩かれまくっている以上、検察側も死にものぐるい不起訴の説明をしてくるでしょう。

なんたって、「裁判官から見ても、記憶の混同とは到底信じられない」「法務大臣が『記憶違いでないと誰しも思う』『ほぼ全部が架空』」と断言するようなデタラメ書類でも、検察庁的には問題ないわけですし、相当のことをやっても検審を騙す意図はなかったということで済んじゃうんですから、もう検察庁総がかりで、架空の会話のデタラメ書類を作ってくるんでしょうから、こちらも、やはり、最初から濃ゆーい、お祝いムード満開の......説明に行く検察官の方が、もうなすり合いをやった挙げ句に、くじ引きで負けた人がドン引きするような、それでいて素人さんに優しい、誰が見てもわかりやすい、そういう申立書を作った方が良いでしょうということになり、いろいろ楽しい企画を考えています。いや、ぜんぶひらがなで書くとか、そういうのじゃなくて。

ですので、提出は、もうちょっとお待ちください。
けっして、暑いからと言って八木が、氷山を見物に遊びにいっていたとか、そういう理由ではございません。

どうぞ、ご期待下さいませ。

テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

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No title

やっちゃえ! 応援するぜ~~。

No title

このデタラメさをテレ朝のスーパーモーニング木曜日で取り上げてくれないだろうか?
木曜日のコメンテーターの玉川徹・松尾貴史・立花胡桃の各氏は、圧力を恐れることなくなかなか性根の座ったコメントをします。
特に玉川徹は、かのテレ朝の社員であるにもかかわらず、一貫して政治行財政の不備・無駄に鋭く迫り徹底究明し続けています。

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警察検察の事件は検察は起訴することはできない

検察庁に警察の証拠隠滅犯人隠避、有印公文書作成、同行使等で告訴しましたが、証拠があり犯罪が明らかであっても嫌疑なしで不起訴にされました。検察審査会に申し立てをしましたが、多分、検察庁も検察審査会も、捜査、審査なしに不起訴不起訴相当です。不起訴の理由も説明出来なかった検事、その上司もすぐに異動、検察審査会の事務局の責任者まで異動しました。検察審査会は開かれていない。指定弁護士が検察から提出された資料、回答を元に書いただけだと思いました。数々の疑惑があったからです。貴会の動向に注目しています。

No title

今日も、参議院法務委員会を視聴し、森議員と滝法相のやり取りを聞きながら、怒り心頭の老人です。
朝日新聞デジタルが、下記のすっぱ抜き記事を掲載しています。
<ぬぐえぬ「結論ありき」 検察内でも疑問視>
朝日新聞デジタル2012年6月28日03時00分

 事実と異なる捜査報告書は意図的な虚偽ではなかったのか。捜査と調査を続けてきた最高検は最終的に、「以前のやりとりと記憶が混同した」という田代政弘検事(45)の言い分を受け入れて不起訴とした。しかし、この説明には、検察内でも疑問視する声がくすぶっている。
 問題の捜査報告書が作成されたのは2010年5月。田代検事が「混同した」と説明した逮捕中の取り調べは、4カ月近くも前のことだ。捜査報告書は取り調べ当日から作成を始め、一問一答形式。「記載が詳細すぎて、故意にうそを書いたと疑われても仕方ない」と東京地検特捜部の経験がある検事は話す。
 検察幹部を悩ませたのは、この問題が検察内部では昨年1月に発覚していたという事実だった。このときは特捜部が自ら内部調査し、「虚偽有印公文書作成罪に問うことはできない」と判断。東京高検、最高検と報告され、不問に付されていた。
 仮に今回の捜査で田代検事が故意にうその記載をしたと認定し、起訴したり、犯罪はあったとする「起訴猶予」で不起訴にしたりすれば、当時の調査の不十分さを認めることにつながる。高検、最高検の幹部も含めて軒並み責任が問われる事態になるため、今回の捜査は「嫌疑不十分での不起訴という結論ありき」という疑念はぬぐえない。
 一方で法務省は、重い懲戒処分を下し、自ら辞職させることで決着を図ろうとした。ただ人事上の処分は、法相の権限だ。5月に田代検事を「停職」とする処分案を当時の小川敏夫法相に示したところ、認められなかった。
 小川前法相は田代検事に対する捜査・調査をさらに続けるよう、異例の指揮権発動を野田首相に「相談」したと、6月初めの退任会見で明らかにした。小沢一郎・民主党元代表の周辺グループが厳しい処分を求めていたことも、背景にあったとみられる。
 最終的には旧自治省出身の滝実・新法相が過去の公務員の処分例を取り寄せたうえで比較検討。故意が認められない以上、停職では重すぎるとして、より軽い「減給」に落ち着いた。
 大阪地検の不祥事をきっかけに改革を進めているさなかの検察に、今回の問題が与えた影響は甚大だ。
 「特捜部に問題があるのは、大阪だけじゃない。東京でもあった。それが明らかになってしまった」。在京の検察幹部は戒めるように語る。大阪地検の不祥事を、東京では他人事ととらえる雰囲気があった。
 ある最高検の幹部は、「大阪の事件と根っこは一緒だ」と断言。真実の供述を引き出すのではなく、見立てに沿う供述を得て、調書の作成さえすればいいとする「供述調書至上主義」は、「最強の捜査機関」とされてきた東京地検特捜部にもはびこっていた。
 田代検事を告発した市民団体は今回の不起訴に納得しておらず、検察審査会に審査を申し立てる見通しだ。身内に甘かったのかどうかは、改めて市民の目で判断されることになりそうだ。(小松隆次郎)
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