【重大】本日、最高検に告発状を提出いたしました

シンポジウムの内容ご紹介記事の途中ですが、臨時ニュースをお知らせ申し上げます。

本日、あたくしが代表をつとめる「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」は、30人の連名で、最高検に刑事告発状を提出してまいりました。

検審に出す証拠を隠すことで検審審査を誤誘導した容疑で、被疑者不詳で偽計業務妨害。さらに、石川議員取調べで、検審提出のため事実と異なる報告書を作成した容疑で田代検事を虚偽有印公文書作成罪および同行使罪、。

いずれも、法治国家として看過できない重大な問題と考えての行動です。
告発状は、会のサイトでも公開しておりますが、こちらからもダウンロード可能です。

告発状
プレスリリース
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ポイントは以下の通りです。

1)被疑者不詳の検察審査会に対する「偽計業務妨害」。
これは、まさに、現在進行の小沢裁判での、先月12月16日の法廷での前田元検事証言が根拠になっています。

つまり、小沢氏に有利(検察に不利)な証拠は供述調書に取らずメモにして、それらのメモは検察審査会に送る資料から除外したという証言です。
これが事実なら、検察の捜査を審査する検察審査会に対して、まさしく検察の不起訴の理由となった証拠を開示しないことによって、検察審査会の審査員たちを誤誘導したことになるという疑惑です。

2)それにくわえて、田代検事が検察審査会に送るために作った報告書に、石川議員がまったく言っていないことが記載されていたという、とんでもない事実。こちらは法廷で明らかにされた事実です。

前回に当会が行った前田恒彦元検事告発は、検察官の証拠改竄という重大な問題とはいえ、前田本人はすでに証拠隠滅罪で逮捕起訴されているという状態だったので、論点は、法律解釈上の問題だった。また、この改竄されたフロッピーディスクは、実際には証拠として使われなかったため、ある意味では実害がなかった。

しかし、今回の、田代検事の捏造報告書問題は、検察審査会において、起訴相当議決の決定的要因になった可能性があり、法廷で問題になったにもかかわらず、前田元検事の件以上に重大な問題があるにもかかわらず、検察は現段階では放置しているのは解せません。

3)この法廷での田代検事の「三ヶ月前の取り調べと混同した」という言い訳は、現役の検事としても、常識的にありえない間違いであるだけではなく、添付資料2にあるように、2010年の12月10日に出た、「実録 政治vs.特捜検察 (文春新書)  塩野谷晶著」113頁で、
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石川 私の場合はむしろ副部長に涙ながらに諭されたことがありました。「あんた、真実を言わないで、(あなたに投票した)十一万八千六百五十五人の有権者に申し訳ないと思わないのか」と。

塩野谷 わかります。わかります。

石川 あれは一番効きましたね。いや効いたっていう意味は、なんで信じてくれないんだろうとショックを受けるわけですよ。だから土下座もしましたよ。「五千万は断じてもらっていません。もう勘弁してください」って。向こうが涙を流してくるから、こっちは土下座しかないなと思って。涙腺は強い方なんで、ほとんど泣けないもんですから。


という会話が収録されている。つまり、田代検事は、自分ではなく上司の吉田副部長がだいぶ前にやった取り調べの文言を、そっくりそのまま、しかも、結論だけ180度変えて記憶していたというトンデモなことになってしまうのです。

つまり、どう考えてもありえない記憶混同なのです。

4)つまり、小沢氏に有利な証拠は隠され、不利な証拠をでっち上げられた状態で、検察審査会は判断を下したということになるわけです。

これはまったくもって信じられない事態で、検察庁始まって以来の最大の不祥事と言っていいでしょう。

それが、田代検事一人でできるわけがない、これは組織的な犯罪であると考えざるをえない、というのは、別段、陰謀論でもなんでもないでしょう。

検察としては、証拠が隠滅されないうちに、ただちに捜査に入り、事実を明らかにするべきです。

一昨年以来、信頼を失墜した検察に自浄努力があるのかどうか、これが最後のチャンスだと思います。

                                          (写真:岡部好)

テーマ : 政治・経済・時事問題
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No title

久しぶりにこちらのブログを覗きました。

小沢裁判について、最高検へ告発状を出されたのは、八木さんらのグループだったのですか。

原発関係のブログを まとめておられる方の、ブログリストにこの題名が載っていて、後で見ようとしていたところ、こちらを先に見つけました。

今回の裁判は、完全な小沢潰しで、以前私がコメントした、「経済産業省の鉢呂大臣潰しに通ずるものがあります。」

力を持たれると、官僚(公務員)が困る事になる人物は、ことごとく潰しにかかっているようです。

現在 言われている、「社会保障と税の一体改革」は、本音のところの「官僚生活の維持と税の一体改革」という極悪政策が推進されているのも、完全に官僚の操り人形となった野田政権の危うさが露呈しています。

このまま、小沢さんが有罪になるとは思えませんが、つい最近まで私も、「小沢は極悪議員」という報道の洗脳にごまかされていましたが、どう考えても現在一番まともな国会議員は、小沢さんを筆頭とするそのグループだと考えるようになってきました。

是非、文化人である八木さんらが、この危うい日本を正しい道へ導いていただきたいと思います。

以上。

他人事ではないです

これは他人事ではないです。
戦前、戦争中に特高警察というのがあって、戦争に反対する国民を徹底的に弾圧したのだそうですね。
これと、この検事、検察、裁判所、検察審査会は変わらないですね。

今回のでっちあげ事件は、小沢一郎という有名な政治家だから注目されてわかったわけですが、我々がでっち上げられたら、すべて闇に葬られてしまいますね。

以前、デモを見ていて、市会議員の方がでっち上げられて、土地を盗られたと言ってましたね。
高知白バイ事件もでっち上げですね。
志布志選挙違反事件=踏み字事件もでっち上げでしたね。
でっちあげで死刑にされた人もいるようですね。

みんな、小沢一郎の事件だから自分には関係ないと思っている人も多いようですが、いつ自分の身に降りかかってくるかわかりませんよ。

感謝します

自分はこの不正に対してなにもできなかったけれど、あなたのような方達がいて本当に良かった。陸山会の虚偽?(支払日と登記での記入仕方の認識違い)とは雲泥の差。
事実が出て検察が過ちを認めて検察組織の新たなスタートを切ることを願っております。

DDTさんのコメントへの補足

すみません。

話は脱線しますが、DDTさんがコメントされている、高知白バイ事件ですが、どうしても言いたいので補足します。
駐車場から車道へ出ようとしていたスクールバスへ、緊急走行中の白バイが突っ込み、
白バイ隊員は死亡で、バスの運転手が自動車運転過失致死という事件です。

バスに乗っていた学生や、バスの後ろに付けていた自家用車のドライバーなどの貴重な証言(バスは片側車線をふさいだ状態で止まっていた)はことごとく無視され、白バイが走行してきたところに、バスが確認もしないで車道へ出てきたという、バス側の過失でっち上げ事件です。
恐ろしい事に、バスのブレーキ痕まででっち上げるという恐ろしい事実。(テレ朝の報道番組より)
自分達の非を認めない いつもの警察と、さらには、白バイ隊員の殉職扱い上、本人のミスという事にはしたくなかった(退職金の額)同僚思いの警察でしょうが、
そのせいでバスの運転手は懲役刑で刑務所に入りました。

実は昨日 福岡県で、緊急走行中のパトカーが、交差点で自家用車と衝突し、双方車両の前方部分が大破。(幸い歩行者を巻き込むような人身事故にはなりませんでした。)
福岡県警は「問題のない追跡行動だった」と、まともに調べもせず速攻発表しました。

私は、静岡県から北九州市へ移り住み1年半ほどになるのですが、警察車両(白バイ・パトカー)の違法運転に対し20回ほど110番通報をしているのですが、いっこうに改善しようという姿が見えません。

皆さん、福岡県へお越しの際は、警察車両に気をつけて運転下さい。
(暴走族の方が、よっぽど安全運転ですから、警察車両の運転はそれほどひどいという事です。)

話はまたまた脱線しますが、九州電力の社長と会長が、現副社長の2人と代わるとの発表が、九州電力からありました。
テレビの取材で、社長昇格予定の瓜生副社長宅前で、瓜生さん本人にコメントをもらおうと、記者とカメラが待機しているところに、ズボンのポケットに両手を突っ込んで本人が出てきました。
まるでそこらのチンピラです。 今後の経営結果を見ずとも、結果は知れています。
九州電力には、まともな人材はいないようです。

九州の方々には、警察情報と九電情報とも残念なお知らせでした。

以上。 

ありがとう!

八木さんの行動力に敬服すると共に感謝いたします。

No title

上の写真に写っている向かって左から2番目の男性が、空手の正道会館でご一緒させて頂いた方に良く似ているので投稿させて頂きました。

No title

検察に屈辱を与えるべく、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律で検察自体を罪に問えないでしょうか。

組織的な犯罪に係る犯人蔵匿の他、その犯人の証拠を隠滅し、偽造し、若しくは変造し、又は偽造若しくは変造の証拠を使用した者までもが罪に問えます。
プロフィール

PANDORA

Author:PANDORA
ラテンアメリカと日本を拠点に活動する音楽家・作家 八木啓代のBlog
公式サイト http://nobuyoyagi.com

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新作CD”Lagrimas”試聴やご購入はこちらから

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刑事司法への問い (シリーズ 刑事司法を考える 第0巻) (岩波書店)
日本の刑事司法の何が問題か、どのような改革が求められているか。刑事法研究者、実務法曹の他、八木も執筆しております。
禁じられた歌ービクトル・ハラはなぜ死んだか(Kindle版)
長らく絶版状態だった書籍をリクエストにより電子書籍で再版いたしました。八木啓代の原点です。
検察崩壊 失われた正義(毎日新聞社)
5刷。この一冊が検察にトドメを刺すことになるかもしれません
リアルタイムメディアが動かす社会(東京書籍)
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9月7日(木) 六本木・Nochero
Vo. 八木啓代 G. 福島久雄

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