郷原弁護士の暴走はどこまで行くのか・その2

 で、郷原弁護士をリハーサルをさぼった理由である、府知事選の件についての釈明を聞かせて頂きましょう。
 
 郷原弁護士によると、寝耳に水だったと。
「17日に民主党の府連の方から、突然電話があって、『大阪になにかゆかりはありますか?』」

は?
最初は意味がまったく分からなかったと。しかも、そのときは用事があったので、その日はそれだけ。翌日になって事情を聞いてみると、真意は「府知事選に立候補しませんか」だったと。

なんで、大阪?
(ここで会場笑い。「大阪は駄目」という声)
....というのが、率直な感想だったそうです。

しかし気になって、大阪のことを調べてみると、いろいろ問題があることがわかってきた。
その大阪のことを調べる過程において、「なんで大阪のことを急に?」「いや、こういう話があったもんだから」という会話があったものが、大きく報道されてしまったと。

郷原さんは、1日限りの手弁当のイベントであっても、適当なコメントを適当にするのは嫌で、徹夜してでもきちんと調べる性格だということは、身に染みてわかっております。断るにしても、事情を知りもせずに断るのは嫌なんですよね。

ただ、政治家になる気はまったくないけれど、組織のコンプライス論の専門家として、組織の中で、人を率いる立場で仕事をするということにちょっと心が動いたこともある。

「九電の件でテンション上がってたんでしょ」と八木のツッコミ。
「いやまあ.....だってあまりにひどい例を見ちゃったから...」

事務所を東京でやっているので、どうせ不可能なんだけど、一蹴するのも失礼なので考えてみると言った、というのが、出馬に前向きと報道されちゃったと郷原氏。

しかもそのときは、九電問題は片付いたと思っていた。検事時代も、第三者委員会として手がけてきた仕事の中でも、いままででベストの仕事をしたという自負があった、だから、第三者委員会として解明した事実関係には絶対の自信がある、と。
枝野大臣が、九電独自の報告書に不快感を示したというのも、自分が枝野大臣とつるんでいるとかいうことではなくて、常識的に考えて、枝野大臣も、(自分たちに都合の悪いことが書かれた)第三者委員会の報告書を無視して、独自の報告書を経産省に出すというような非常識なことを、認められないだけだろうと。

で、報告書も再提出するようだし、これで九電問題も決着がついたと思ったら、信じられない展開になった。あの社長がいる限り、原発再稼働はできない、と誰だってそう思うのに、社長がNHKに出て、「無実の人に罪を着せることはできない」

本当の冤罪で苦しんでいる人はいっぱいいるのに、村木さんに失礼だ、簡単にそういう言葉を使うなと、郷原氏。
(この怒り方の方向性は、検察問題の論客らしい)

「郷原さんは、もう委員長じゃないんだから、こだわってほしくないとか、言われてましたね」
「そんなこと言われたって、こちらはとことんこだわりますから
 (会場大爆)

「それでも片付くと思ってたら、会長が出てきて、『あの社長がいないと原発再稼働はできない』」
新聞報道によると、九電の独自報告書のどこが悪いのか、と開き直っているとか。
これは放っておけないから、また九州戦線に戻ることにした、と。
それで日曜の夜に九州に行って、副社長と会談。取締役会(の社長への迎合)が変わっていないと知って、これは駄目だ、大阪どころじゃない、と.....

八木「......それでリハーサル忘れちゃったんですね」
郷原「いや、リハーサルのことはわかってたんですが、九州電力のグループ企業11万人の人たちがどうなるかと思って.....北朝鮮と同じですよ。わけのわからないことを言う人たちが牛耳っているわけですから。なんとかしなくちゃいけないと思って。危険です。北朝鮮が原発を持っているようなものです
八木「でも、九電の幹部は違う見解をお持ちみたいですよね。郷原さんがこんなに九電を叩くのは、知事になりたいという野心があったからだろう、とかね」
郷原「だ・か・ら、(九電の第三者委員会をやっているときは)そんな話は影も形もなかったんですよ。だいたいね、なんで私が大阪なんですか」(会場大爆)
八木「郷原さんが、大阪知事選に立候補したら、たこ焼き食べるパフォーマンスするとか、橋下前知事に、『放出』とか『四条畷』とか大阪の難読地名突きつけられて読めなくて困る顔が見られるじゃないかと期待してたんですが」(会場大爆)

ツッコミまくる八木、言わずと知れた大阪生まれの大阪育ちです。

ここで会場から
「大阪の結論はなしですか?」
郷原氏、きっぱりと「なしです」

けれど、この件をきっかけに大阪のことを調べ、橋本府政には二つの大きな問題がある、と指摘されます。
(続く)

テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

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