天文学的な笑える話

天文学的な話です。
いや、秋の夜空の話じゃなくて。

週刊朝日によりますと、

検察審査会審査員の平均年齢が30.9歳以下になる確率は0.12%.コインが10回連続で表を出す確率「今回の審査会が本当に無作為に選ばれたとするならば極めて珍しいことが起こったとしか言いようがない」数学博士芳沢光雄教授。

だそうです。

で、それから訂正が出て、

東京第5検察審査会の事務局は12日、政治資金規正法違反(虚偽記載)で小沢一郎・民主党元代表を強制起訴することを決めた「起訴議決」(4日公表)にかかわった審査員11人の平均年齢を「30.9歳」から「33.91歳」に訂正すると発表した。事務局の担当者の計算ミスが原因で、事務局は「誠に申し訳ない」と謝罪した。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101013k0000m040085000c.html

あの、一人足し忘れて11で割った結果が30.9ってことは、10人の年齢合計が339.9歳。それに、37歳を足して、11で割ると、34.2歳です。小学校3年生ぐらいの算数ですよね。
正しい結果が33.9ならば、足し忘れられていた方の年齢は33歳以外ありえないんですが。

これって、わたしがなんか計算違いしてる?
それとも、検察審査会とマスコミが超頭悪いの?
それとも、はじめから全部でっち上げ?
なんかラテンアメリカ的魔術的リアリズム世界に入ってる?

そういえば、似てますね。

大虐殺のあった翌日、新聞はなにも書いていなくて、虐殺場所があったはずの場所に行ってみたら、掃除のオジサンに「昨日ここでなんかあったって? なんか夢でも見たんじゃない」と言われる、みたいな。
(ああ、そういえば、10日前は、メキシコのトラテロルコ事件のメモリアル・デーだったな)

などと思っていると、

東京第5検察審査会は13日、小沢一郎・民主党元代表に対する起訴議決にかかわった審査員11人の平均年齢について、9月14日の議決日現在で計算した「34・55歳」と発表した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101013-OYT1T01117.htm

あのお。それでも、計算合わないんですが。
審査中に一人お誕生日を過ぎたとして、10人の年齢合計が310歳。それに、37歳を足して、11で割ると、31.55歳です。

それとも、最近の日本では、「年齢の平均値=年齢の合計÷頭数」じゃなくなったんでしょうか。
検事とか弁護士とか大手メディアの社員には、小学校を4年で退学して靴磨きしていたような人はいなくて、それなりの大学を出ていらっしゃる方ばかりだと思ってたんですが、そういう、「一流大学出」の人が、揃いも揃って、小学生の算数を間違えるという確率は、いったいどれぐらいのものなんでしょうか。ゆとり教育ってこわいですね。

「日本人がノーベル化学賞を取った」というのが、「太古、ムー大陸という謎の古代文明があった」というのと同程度のトンデモ伝説とみなされるようにならないことを祈るばかりです。

しかも、もう指摘されている方もいらっしゃいますが、

この「34.27歳」という平均年齢は、小沢氏に1回目の起訴相当の議決を下した審査員11人の平均年齢「34.27歳」とまったく同じなのである。
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/10/post_677.html

おおっと、これが事実なら、この可能性って、0.12%の2乗。コインが20回連続表になる確率ってことでしょうか。0.0144%。
ああ、そういえば、この検察審査会の今回の議決文に添付されている小沢氏の「犯罪事実」が、石川議員の起訴状をまるで丸写ししたかのように、そっくりだというのも話題になっていますねえ。別途書いたはずの文章が、そっくりになる確率というのもすごいなあ。

まあ、論理を逸脱したありえないことが次々起こっている日本ですから、数学の定義も変わるのかもしれません。

いや、それとも、やっぱり、私たちはガルシア=マルケス的世界観の中に取り込まれていて、この日本も、マコンドのようにある日、砂になって、崩れ去ってしまうのでしょうか。それとも、ムー大陸のように、太平洋に沈んでしまうのでしょうか。
砂のように崩れ落ちるにしても、どっぷり沈むにしても、検察とマスコミだけにしてもらいたいもんですが。

テーマ : 時事ニュース
ジャンル : ニュース

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No title

ありがとう、寝起きに暗算なんてやるもんじゃないですね。

すみやかに訂正しました。
でもどっちにしても、つじつま合わないのが何ともですね。

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彼我の政治意識の違いには・・・

この国では、せいぜい「普通の国」(僕流な理解では、西欧型)を目指す”小沢一郎という元自民の剛腕?な政治家”を「強制起訴」とか「逮捕」とか、ほとんどのメスコミが囃したて世論をリードし、街頭は病人を運ぶ救急車のサイレン位の平穏?な社会。
片や、フランスでは連日のごとく”9月にも2回だったか、10月は2日(参加300万人)、12日は高校生・大学生までもが加わっての全国350万人”の「退職年金改革反対」デモが敢行されています。
http://www.npa2009.org/npa-tv/all/all/22055
『毎日新聞』13日夕刊によると、「全国で約400の高校で正門を封鎖」とか、「交通機関は、ストの影響で・・航空便の3~5割、新幹線の6割が運休。・・・海運にも影響が出ている。」「国民の約7割がゼネストを支持している。」と言う。
あの映画『シェルブールの雨傘』で知られた、小さな港町(人口:3万位)シェルブールでも、パリでは35万人の大デモだったようで、今この時点で大統領選でもやったら、政権交代で、社会党(左派)のオブリ女性大統領の誕生!となるでしょうね。

この国の国民世論の形成には、左派「知識人」の弱さ、デモの先頭に立つべき労組や左派政党の”不在”が大きな役割(反動的な、既得権益・保守と一体化した)を果たしています。その”象徴的”なのが、「人権派」と言われる弁護士達がこの「ダラ菅」政権を支えている、と僕は思っています。
その筆頭:仙石官房長官然り、仙石の後援者たる宇都宮日弁連会長、弁護士会から推薦されて検察審査会の補助弁護士となった、悪名高い人権派:吉田繁実弁護士・・・といった具合です。みんな影の”小沢叩き”の連中でしょう。悲しいかな、これが今のこの国の姿です。

No title

>勝手廉さま

吉田弁護士って人権派だったとはとても思えないです。というか人権派の定義をどう見ておられるのかわからないのですが、
彼はもともと検察べったりの弁護士だと思いますよ。

今回、村木さんの無罪を勝ち取った弘中弁護士が有名な「人権派」ですが....。
むしろ、いま、問題になっているのは、人権派とは対極にある、「ヤメ検」で検察べったりの弁護士です。

もちろん、私の知り合いには、立派な「人権派」の弁護士は何人もいらっしゃいますし、立派な「元検事」の弁護士さんもいらっしゃいますが。

いずれにしても、弁護士は被告人の味方として、たとえどんな極悪人であろうと弁護するというのがその使命であり、それができてこその司法の独立であり、民主主義です。
むしろ、私は、橋元知事の馬鹿げた懲戒請求のように、「報復論」的な発想で、なにかというと「人権派弁護士」をバッシングしたがる風潮の方が問題だと思いますが、いかがでしょうか。


「PANDORA」さんへ

「PANDORA」さん

今日の「youtube」注目映像!へのコメント投稿の後で、ここへ来ました。
僕のコメントへの疑問について、簡単に触れておきましょう。
①検審の「吉田弁護士」(東京第二弁護士会)を、こおこで「人権派」と言ったのは、誰かがどこかの記事(ブログだったか)でそんな表現で言ってたのを、拝借したものです。吉田弁護士は「ヤメ検」と一般的に言われてるのは知ってますが、僕がここだけでなく他のブログ等で”人権派”という、さも「弱者の味方」面して、結局は地位とか名誉とかカネとかに実際は擦り寄ってると思える面を感じるからです。
僕は、「反・貧困」集会にも行き、湯浅氏の会にもカンパしたことありますが、(まして約40年前の総評・組合運動やってた頃は、旧社系では江田五月、菅直人そして仙石らを評価、応援してきた人間です。江田参院議長就任時には祝就任メール、返信もらったほどですが、正直、今は怒りと打倒の対象です。※余談ですが、「シリウス」には電話工事の”未払い金”があります。)最近は、改めて「良心」とか「正義」とかから、レッテル(右・左の)貼ることなく、今どんな行動をしているか、で改めて見てみたいと思います。

②橋下大阪府知事の評価は、「PANDORA」さんのおっしゃる意見は承知で分かりますが、一定の評価はしています。
僕は、高卒後の4年半は公務員で自治労に居ましたから、公務員組合の様子は大体分かってる、知ってるつもりです。(まして僕の友人・知人の多くは極左系か親・左派の連中が多く、組合の情報取るなら今でもある程度取れます。)
敢えて橋下氏のことで公務員の話をするかと言えば、これは重要な政治的主張と関わることなので、こういう場で話すには不適切なほど、多量の説明なりを要するので、、、ここでは「意見の違いがあるでしょう」くらいにしておきたいと思います。
何故なら、僕は名古屋の「河村市長」応援に関わっており、このこと(評価を含め)を話すとなれば、<小沢氏の「国のあり方」理念><官公労組=公務員の生活弱者への関わり><左派労働運動のあり方>等などとてつもなく、議論が広がっていくので、ここでのコメントの範囲ではないと思うからです。

最後に、一言だけ言っておきますと、僕が2年ほど前から最も良く政治の話をできたのは、昨年末に亡くなった『キューバ友好円卓会議』共同代表だった樋口篤三氏との出会いであり、共有できる「左派労働運動のあり方」でした。
彼は、日共を2度除名、キューバ政府から「友好勲章」を貰ってる”生涯を労働・革命運動に捧げた人”でした。今年2月の≪追悼集会≫には、右翼「一水会」顧問の鈴木邦男氏、小沢系の平野貞夫氏ほか社民系、極左系、現役日共党員、「連合」下部組織幹部、市民運動家、キューバ大使館等の参加で200人以上もの立見会場で埋まる、熱気と和やかなものでした。もっともっと話たかったキューバを最も愛した人でした。多少、僕のスタンスを分かって戴けたら、幸いです。
プロフィール

PANDORA

Author:PANDORA
ラテンアメリカと日本を拠点に活動する音楽家・作家 八木啓代のBlog
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