豚のピクルスソース

 食いネタついでに、ちょっと脱線。

 さて、数日前、お友達の江下雅之さん(というか、NIFTY-Serveのパソコン通信時代の付き合いなのだが)と一緒に、神田のロシア料理店サラファンでお食事をした。
 べつに堅苦しい相手ではないので、コースメニューではなく、前菜にピロシキ、そして、アラカルトのお皿を二つとってシェアすることに。
 で、アラカルトを決めようとするが、メニューを見るより先に、江下さんの目が、黒板の「本日のおすすめ 豚のピクルスソース」に焦点を合わせてスイッチが入っておられたようなので、一品目は、それ。二品目は、ここの名物料理のひとつでもあるロールキャベツ。

 で、まず出てくる、ここのピロシキは、いわゆる揚げパンタイプのピロシキではなくて、具をクレープ包みにして揚げた手の込んだもの。
 ピロシキもロシアの地方によって違いがあるそうで、私はここのピロシキがとっても好きなので、とりあえずここに来ると、かならずお願いする。あつあつに粒マスタードを添えてセーブ。
 食べ終わった頃、絶妙のタイミングで、「豚のピクルスソース」

 これがですね。想像以上においしかったんですよ。
 茹でて余計な油を落としたうえで、薄切りにした豚肉に、美しいグリーンのさっぱりと酸味の利いたソースがかかっているのですが、じつに絶妙。ほんのり温めて出されましたが、真夏なら冷製でもおいしそう。
 とにかく、ソースがじつに良い感じです。

 で、サラファンのオーナーであり、ギャルソン&ソムリエの戸田師匠にお尋ねする。この人も、ロシア料理店のギャルソンでありながら、ワインヲタで、なぜか香港にも超詳しい人。なぜ知っているかといえば、戸田さんもNIIFTY-Serveのパソコン通信時代の付き合いだったりするから。おそるべし、パソコン通信。
 「これはですね、名称どおり、ピクルスを使ったソースです(以下作り方 いじわるなので略 知りたい人はサラファンに行きましょう)」

 ほーお。

 そして、定番のロールキャベツなのだけれど、とろとろに煮込んであるにもかかわらず、具の挽肉の旨味が抜けきっていないという絶妙のところに、トマトソースとサワークリームがかかっているロシア風。
 んまい。

 .....カロリーオーバーだけど。

 ......今朝、荒川の土手をジョギングしたからいいことにしよう。
(実は、あとで書くが、ある理由によって、八木はいま、ダイエット中なのである)

 で、ここのケーキもすごくおいしいのだけど、すでにこれでかなり満腹だったので、遠慮する。
 満足な夜であった。

 ところが、話はここで終わらない。
 この江下氏が、数日後、サラファンにランチにお出かけになって、この「豚のピクルスソース」をまた召し上がったというではないか。
 しかも、これが改良版であったと。
豚のピクルスソース・桜色バージョン
 ....くやしい。
 ので、自分でも作ってみることにした。

 豚の肩ロース肉に塩をまぶして1時間ほどおいたものを、軽く塩を流して茹でる。
 それを上げて、自然に冷ましておき、茹で汁で、下ゆでした大根を煮る。
 一方で、ピクルスソース。
 サラファンでは、きゅうりのピクルスを使っておられたが、たまたま冷蔵庫にこないだ大量に作った紫タマネギのピクルスがあったので、これを使うことに。

 で、作ると、サラファンで出た若草色の美しいソースとはまた違う、桜色のソースが。
 ただ、これ、単独で見ると実に綺麗なんですが、お肉にかけると、お肉もピンクなので、色が映えないのが残念。今度、胡瓜のピクルスで作ってみましょう。

(ちなみに、3日前からの画像ファイルは、すべてPixelmatorで処理しています。なかなか使えます)

テーマ : ごはん日記(写真付き)
ジャンル : 日記

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