レバノン....そして17年前の私の悪夢!

さて、レバノン情勢。
ご存じのように、ヒズボラの兵士がイスラエルに入り込んで、兵士2名を拉致したのをきっかけに、イスラエルがヒズボラ退治を旗印に、レバノンを攻撃した。
ただ、このレバノン攻撃は、「カナの虐殺」と呼ばれる「誤爆」事件を含み、すでに1000人以上の民間人(その多くが子供だったりする)を巻き込み、いま、ヨーロッパを震撼させている。

といっても、「またかい。でも、だいたい中東って、いつも戦争してるじゃないか」
と思われるだけかもしれない。
実際、日本の大手メディアはそういう色合いがあって、レバノンよりも欽ちゃん球団の存続や亀田の八百長のほうに大きな扱いだ。知人に聞いた話では、読売新聞にいたっては、イスラエルのレバノン攻撃よりも、記者がレバノンのゲイバーに行ったというネタの方が大きな扱いだったそうだ。最近は痴呆でも記者や編集者になれるらしい。

もっとも、今回のこれが、「下手をすれば第三次世界大戦もあり得る」と最初に発言したのは、実はアメリカのブッシュだった。これは例の彼の「支持率を上げるためだけの大袈裟な発言」ともとれる。事実、彼はそのつもりで発言したのだ。なんたって、どこまでも忠実なのはボチ小泉ぐらいで、いま彼は、イラクで泥沼にはまったため、本国アメリカでの支持率は下降の一途をたどっており、足下の共和党内部でも造反議員が続々出てきているからだ。

おそらくはイスラエルもそのつもりだった。
このシュピーゲル紙の伝えるイスラエルのメディア戦略(日本語訳)は、私にはどこか---17年前の中米のある国---で見たものとそっくり同じパターンだ。記者達を迎えて、じつにわかりやすい記事を書けるように案内してくれる黄色い車。そして虐殺がうやむやにされた、あの事件だ。

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