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スリリングなベネズエラ

ちょうどベネズエラをねたにしたところで.......まったく偶然なのだが、いま、ベネズエラ文化週間なのだそうだ。
大使館の方からお電話でお誘いいただいたこともあり、ベネズエラ音楽のライブに行ってきました。

なんと、無料!
いや、八木がご招待客だとかいうのではなく、全員入場無料という太っ腹なコンサートです。
しかも演奏は、すばらしい。

ベネズエラの「エル・クアルテート」という4人組で、ベネズエラの民族音楽をベースにクラシックやジャズのセンスを織り込んだセンスのいい音楽を演奏する。
といっても、景色が見えないでしょ。
ベネズエラの音楽といっても知られていないですもんね。

ベネズエラは、かのチャベス大統領のおかげで、世界でもっともホットな国として注目を集めているけれど、ここの音楽、じつはそれなりになかなかのものです。
6/8拍子と3/4拍子の混合拍子は南米大陸各地にみられますが、ベネズエラのは、それにカリブ系のポリリズムが加わって、独特の風味を出しているのです。トリニダード&トバゴとは対岸なので、音楽的影響も強い感じ。

だから、ベネズエラ風ワルツというのも、3/4拍子じゃなくて、すごくシンコペーションつきの6/8拍子。

ベネズエラ風メレンゲにいたっては、(ドミニカのメレンゲとはまったく別物)、5拍子。
この5拍子メレンゲは、すごく乱暴にひっくくるなら、東ヨーロッパに見られる変拍子が、足し算系(3+2とか、3+5とか)なのにくらべて、ベネズエラの5拍子は、(6-1の)引き算でノっていく感じ。
そして、カリブのポリリズムが入っているので、それぞれの楽器セクションのアクセントが入り組み、大きなうねりを作っていきます。

非常に錯綜していてスリリングな音楽です。
いわゆる「南米のフォルクローレが好き」という人よりも、たぶん、ジャズや変拍子系の音楽が好きな人が聴くと、けっこうつぼにはまるのでは。
明日も赤坂区民会館で無料のライブがあります。

11月10日(金) 18:30開演
アーバン弦楽アンサンブル "エル・クアルテート"
東京・赤坂区民センター。
港区赤坂4-18-13赤坂コミュニティーぷらざ3F
問い合わせ ベネズエラ大使館 03-3409-1501

地方公演もあるようです。

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Author:PANDORA
ラテンアメリカと日本を拠点に活動する音楽家・作家 八木啓代のBlog
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9月7日(木) 六本木・Nochero
Vo. 八木啓代 G. 福島久雄

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