特異体質? 超感覚的知覚?

一昨日の日記が、たいへんウケたようなので、続く。

ふつうの人間に及びもつかない能力というのは、もちろん、サヴァン症候群が有名。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

ただ、こういう極端なのは別として、生まれつきの知覚能力の強弱はかなり人によって違うのではないか、ということが言いたかったわけです。
そして、人間は、生まれながらに「自分に知覚できること」をみずから標準としますから、他人と自分が違うということを理解するということは、じつは案外難しいのではないか、と思ったり。

たとえば、色覚異常の子供は、人工的に色で識別させる(たとえば信号や地下鉄の路線図のような)ものによって、色による識別を強要されなければ、べつに不自由は感じないのだろうし、当然、自分が生まれたときから見ている景色を「ヘン」とは思わないでしょう。
というより、私たち自身、自分の見ている色が、他人の見ている色と本当に同じなのかさえわからない。

同じように、自分の聴いている音が他人と同じかどうかは、じつは誰にもわからないわけで、それを快いと判断するか、不快と判断するかでしか、実際の基準はないようなものです。

プラス能力とは逆、つまりマイナスであるLDも同じ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E9%9A%9C%E5%AE%B3
それが、平均的な学校教育や社会生活に問題を生じるレベルであれば、それは障害であるし、そこまででなければ、ただの「方向音痴」とか「どんくさい」ですまされているということでしょう。

他人を理解するというのは、そう簡単なことではないのだけれど、個体差というのは大きい、ということは、いつも念頭に置くべきなのでしょうね。

以前「営業の天才」といわれる人に会ったことがあります。
まず、とにかく感じがいい。
そして、打てば響くように反応が返ってきます。そのタイミングも反応の内容も絶妙です。
なるほどな、と思ったものでした。
たぶん彼には、非常に微妙な人間(相手)の感情の動きを表情などから瞬時に読み取り、的確に反応する能力があるようです。

もちろん、それに加えて、知的好奇心が豊か。商品を売り込めるかどうかは別として、少なくとも、悪い印象は絶対に持たれないでしょう。
そして非常に記憶に残る(ルックスも、話し方も)。
なにかあったときに、あ、そういえばあの人、と思い出せるような。

逆に、この人が違う方向に走ったら、天才ホストとか、希代の詐欺師になるんだろうなあ....とも。(失礼)
それはそれで、(つまり「感じがよい」というのも)やっぱり、才能なのですよね。

それにしても、今日は寒い。
ちょっと風邪っぽいので、気をつけよう。

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