村上春樹とバレンボイム、イスラエルをどう見るか

村上春樹さんにエルサレム賞
http://www.asahi.com/culture/update/0124/TKY200901240160.html

これについて、ちょっと気になっていたら、マイミクshohojiさんが興味深い情報を提供して下さった。

かつてエルサレム賞については、2001年度受賞者のスーザン・ソンタグがあえて授賞式に出席して、そこでパレスチナ占領政策についての抗議のスピーチをしたという話が、下に出ています。
http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20090125

また、音楽家に関係したところでは、2007年にウルフ賞を受賞したダニエル・バレンボイムが、やはり授賞式で、イスラエルの武力による占領政策を辛辣に批判したスピーチが、youtubeで公開されています。



「心に痛みを感じながら、私は今日お尋ねしたいのです。征服と支配の立場が、はたしてイスラエルの独立宣言にかなっているでしょうか、と。
他民族の原則的な権利を打ちのめすことが代償なら、一つの民族の独立に理屈というものがあるでしょうか。ユダヤ人民は、その歴史は苦難と迫害に満ちていますが、隣国の民族の権利と苦難に無関心であってよいものでしょうか。
イスラエル国家は、社会正義に基づいて実践的・人道主義的な解決法を得ようとするのではなしに、揉め事にイデオロギー的な解決を図ろうとたくらむがごときの、非現実的な夢うつつにふけっていてもよいものでしょうか。」

ガザ侵攻の最中の今年一月の、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートでは、指揮者として「2009年が世界平和の年になるように、中東で人間の正義が行われるように、私たちは期待します」と英語でスピーチし、また、ガーディアン紙に、以下のような寄稿を行っています。
http://www.danielbarenboim.com/journal_gaza.htm

村上春樹氏のエルサレム賞。
賞を受け、かつ、出席するかどうか、出席するとして、どのようなスピーチになるのか、注目すべきところです。

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