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町の再生のなかで

しばらく間が空いてしまいましたが、べつに寝込んでいたわけではありません。
10日大阪にいて、帰ってくると、雑用が山積みになっていたわけで。
さて、今回の「はずれなしツアー」遅ればせながら、最終日27日の報告です。

今度は顔ぶれを変えて、ブラジル系ベーシストの岩田晶さんとピアノの宮川真由美さんとのセッションです。

最近大阪では、中崎町が話題の話題にスポットになっています。大阪大空襲でも焼け残った下町の廃屋や古い町屋を改造したカフェや雑貨屋さんが次々にできていて、なかなかの活気があるのです。
東京の向島などでも、似たような状況があるのですが、中崎町のメリットは、梅田(大阪駅)から徒歩圏内。それも、地下鉄なら一駅、歩いても10分ちょっと程度という地の利の良さ。
梅田に遊びに来たついでに、ちょっと立ち寄れる。この便利さはすごい。

なので、「美大生の手作りグッズ系」のお店だけではなく、かなり洗練されたセレクトショップや、フレンチレストラン(これがお昼時だとパリのビストロそのもの)までできているのです。

で、会場の創徳庵、その中崎町改造ブームの火付け役になったところです。

完全に廃屋だったという古い木造家屋を、これに目をつけた一級建築士の方が改装して、黒光りする古い床材や柱を生かしつつ、グランドピアノと囲炉裏風のテーブルのある、ものすごくシックなカフェに。
そりゃもう、いい雰囲気なのです。

で、宮川さんとは初顔合わせ。(あとでわかったのですが、同じ大阪在住でありながら、宮川さんと岩田晶さんも初顔合わせ)
しかも宮川さん、キューバ旅行から帰ったばかりで、まだ時差ボケもとれてないとか。
もともと、見た目が八木よりほっそりしていて、非力そうな印象なので、体調大丈夫かなあという感じでしたが、本番一発。
「天然ハイですね」
ベータエンドルフィン出まくり、というピアノを弾いてくださいました。
いやあ、人は見かけによらんわあ....(って、いっつも自分も同じこと言われるんですが)

でなわけで、濃ゆい大阪ツアーだったのでした。カメラマン同行でなかったのが残念。

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