逮捕される人、撃たれる人
自分のライブが終わって、人のライブの話。
今年、「東京の夏音楽祭」というイベントで、キューバからビセンテ・フェリウ、ラサロ・ガルシア、アウグスト・ブランカの3人のヌエバ・トローバを歌うおじさんたちが来日する。
というか、19世紀の古きトローバから、革命後の新しいトローバまでを(変遷も含めて)網羅したステージになる予定。
http:// www.ari on-edo. org/tsf /2007/p rogram/ concert .jsp?ye ar=2007 〈 =ja&con certId= m09
ヌエバ・トローバというと、シルビオ・ロドリゲスとパブロ・ミラネスが有名なのだけれど、ビセンテはその次点ぐらいの人。
他の二人も、ヌエバ・トローバのムーブメントに最初から関わっていた、それぞれ個性のあるおじさんたちなので、けっこう渋くて面白いステージになるのは、八木が太鼓判。
この人たち(本人たちはあまり話題にしたがらないが)、ボリビアで一緒に逮捕されて、行方不明になり、政治犯として尋問・拷問された経験もあるという人たちでもある。(彼らの行方不明のニュースで国際的にキャンペーンが盛り上がって、数日後に無事、釈放された)
といっても、確かに、80年代から90年代は、中南米はすごい時代だったから、そこで、私たちのような路線の音楽家って、会場に爆弾を仕掛けられたり、脅迫とかは、べつに自慢するようなことでもなかったのは確か。
などと思っていたら.......である。
同じく90年のチリで、私と一緒に狙撃されたキューバのパーカス奏者も、一緒に来日することが今朝わかった。
間違いなく、本人からのメールである。
「90年のチリ、サンティアゴを覚えてる? あの死ぬほど寒い日、コンサート会場でアホどもに発砲されたときに、パーカス叩いていたのが俺だよ。17年ぶりの再開だなあ!」
ひやぁ~、懐かしかぁ~!
あのときにお礼にもらったワイン、私なんてこないだやっと空けたんだよ~!
.....てなわけで、なんかとめどなくテンションの下がらない八木なのでありました。
今年、「東京の夏音楽祭」というイベントで、キューバからビセンテ・フェリウ、ラサロ・ガルシア、アウグスト・ブランカの3人のヌエバ・トローバを歌うおじさんたちが来日する。
というか、19世紀の古きトローバから、革命後の新しいトローバまでを(変遷も含めて)網羅したステージになる予定。
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ヌエバ・トローバというと、シルビオ・ロドリゲスとパブロ・ミラネスが有名なのだけれど、ビセンテはその次点ぐらいの人。
他の二人も、ヌエバ・トローバのムーブメントに最初から関わっていた、それぞれ個性のあるおじさんたちなので、けっこう渋くて面白いステージになるのは、八木が太鼓判。
この人たち(本人たちはあまり話題にしたがらないが)、ボリビアで一緒に逮捕されて、行方不明になり、政治犯として尋問・拷問された経験もあるという人たちでもある。(彼らの行方不明のニュースで国際的にキャンペーンが盛り上がって、数日後に無事、釈放された)
といっても、確かに、80年代から90年代は、中南米はすごい時代だったから、そこで、私たちのような路線の音楽家って、会場に爆弾を仕掛けられたり、脅迫とかは、べつに自慢するようなことでもなかったのは確か。
などと思っていたら.......である。
同じく90年のチリで、私と一緒に狙撃されたキューバのパーカス奏者も、一緒に来日することが今朝わかった。
間違いなく、本人からのメールである。
「90年のチリ、サンティアゴを覚えてる? あの死ぬほど寒い日、コンサート会場でアホどもに発砲されたときに、パーカス叩いていたのが俺だよ。17年ぶりの再開だなあ!」
ひやぁ~、懐かしかぁ~!
あのときにお礼にもらったワイン、私なんてこないだやっと空けたんだよ~!
.....てなわけで、なんかとめどなくテンションの下がらない八木なのでありました。