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人と見かけ

人は見かけによらないことは、よくある。

先日、ずっと普通の地味な事務系の人だと思っていた女性が、つい数年前まで、ばりばりに世界中を飛び回っている筋金入りキャリアウーマンだと知った。
海外赴任歴も長く、彼女が今のオフィスにいるのは、たまたま、海外部門が大幅縮小になって、特に彼女の担当していた地域が事実上撤退となったからだった。
とはいえ、数年経って、会社はやはり海外部門を一気に縮小したことに反省が出てきたらしく、再び、部門の一部を元に戻そうという動きもあるらしい。(と語りながら、私は彼女の目が爛々と輝いているのに気づいた)

まあ、そういうのは、特にありがちとして。

喫茶店でごく近くに座った人たちの間で、「チェチェン」「グルジア」「外交ルート」という言葉が飛び交っていて、どうも国際ジャーナリストらしいその人が、どうもそれっぽく見えない違和感について、マイミクさんが日記を書いていらした。
いや、その人、本物ですって。

私だって80年代には、中米のゲリラの人とかとお付き合いがあったし、そもそもキューバに頻繁に行っていたのでCIAには明らかにリストに載せられていて、よくアメリカでは「特別扱い」してもらったし、韓国では拘束されたし、チリでは撃たれたし....... でも、そのころはべつにそれがごく普通だったので、日本で喫茶店で喋っているようなときに、全身、殺気をみなぎらせたりしませんて(爆)
(ただ、そのころを知る友達によると、ときどき目つきは鋭かったらしい)

で、ふと思うわけ。
ほんもののスナイパーというのは、たぶん「ゴルゴ13」みたいな人ではなくて、ゴルフセットを持って歩いていても違和感のないような、ごくどこにでもいるような平凡なオッサンなんだろうなあ、と。

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