スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ハイヒールとルージュと...鞭?!

トローバ三昧の日々であった。

ギタリストの小林青年までも、彼らの買い物に付き合わされ(専門性の高いギター系のパーツとか音響機器は八木じゃお手上げなので)、ドスの利いた(訛ってるともいう)キューバ弁にめげず、どさくさまぎれにハバネーラやソンやフィーリンのギターの手ほどきを受けたようなので、ばりばりにキューバな八木のライブというのも、おそらく近日あるのではないかと。

それはともあれ、キューバの諺に
「孫は、来てくれたときと帰ってくれるときにほっとする」
というのがあるそうである。
「...良かったねえ。もうこれで君はゆっくり休めるよ」
とラサロ。この人、よく孫の話するんだよね。声は若くて艶っぽいのに。

で、この連中が帰国したのが8月1日。

甘いね。

じつは彼らを成田に送り届けたあと、私はとんぼ返りで、都内に戻り、家を通り過ぎて(;_;)、東京の西、世田谷まで向かったのであった。

ぼぉぉぉぉぉっと甘いトローバの余韻に浸っている暇はない。
11日に、180度違う世界のライブが待っているのだよ。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

8/11(土)●「解き放て!禁じられた歌 ~両世界紀行」
@吉祥寺・Manda-la2

大熊ワタル(cl)+千野秀一(pf)+八木啓代(vo) special session!
★関島岳郎(tuba,他)ゲスト決定!

<カタルニア民謡から、中南米のヌエバ・カンシオン、はたまたアイスラーの抵抗歌まで!?
世界を越境する「絹の声」八木啓代を迎え、クラリネットが泣き笑いサーカスを演じ、孤高のピアノが疾風怒濤の火花を散らす!>
open18:30/start19:30/前売?2500/当日?2800
MANDA-LA2店頭にて前売発売中!
(問)Manda-la2 : 0422-42-1579

<メール予約>
シカラムータ・オフィス(cicala-mvta@office.nifty.jp)宛に、
●お名前 ●人数 ●折り返しのご連絡先 を明記のうえ、
「8/11前売予約」のタイトルにて、ご送信ください

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

あのシカラムータの大熊ワタルさんと関島岳郎さんに、超絶ピアノの千野秀一さんというものすごい顔ぶれに、八木が、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、カタルニア語、ドイツ語で歌うという、それはもう、大胆不敵というかあり得ねえというか無謀きわまる企画である。
それも、ほとんど新曲。

スペイン語で歌われる作品も、日頃のラテンアメリカ系のレパートリーではなく、ガルシア=ロルカに挑戦。
カタルニア語はリュイス・リャック、ドイツ語はブレヒト+アイスラー。フランス語はアンナ・プリュクナルのシャンソン。ポルトガル語はシコ・ブアルキ(もちろん、「三文オペラ」を意識して)である。(このへん、後ろの注参照)

軟派きわまりないトローバから、超硬派の世界に全面突入なのである。

蜜のような甘くやさしい響きではなく、アンダルシア~フラメンコの諦念をたたえた哀愁、カタルニアの禁じられた言葉の歌、そして鋼の剃刀のようにエッジの効いたドイツ語のブレヒトの詩、ファドのさらりとしたポルトガル語とは響きの違う、粘度のある挑発的なブラジル語。

180度違うように見えるかもしれないが、ある意味、意図は似ている。
あえて翻訳されない言葉の響きは何を伝えるか。(日本語の歌もありますが)

「それ、聴きた~い!」
と5人のキューバ人はたいへん悔しがりながら帰って行った。

ほっほっほ。

と見送ったものの、ちょい青くなっている八木である。激忙は続く。ドイツ語は難し。

P.S.

ところで、どなたか鞭と軍服貸してくれる人ない?(蝋燭と縄は不可)

註:
ガルシア・ロルカ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%AB%E3%82%AB

ブレヒト
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%92%E3%83%88

アイスラー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%BC

シコ・ブアルキ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%96%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%AD

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

PANDORA

Author:PANDORA
ラテンアメリカと日本を拠点に活動する音楽家・作家 八木啓代のBlog
公式サイト http://nobuyoyagi.com

★CD情報
新作CD”Lagrimas”試聴やご購入はこちらから

★新刊情報
刑事司法への問い (シリーズ 刑事司法を考える 第0巻) (岩波書店)
日本の刑事司法の何が問題か、どのような改革が求められているか。刑事法研究者、実務法曹の他、八木も執筆しております。
禁じられた歌ービクトル・ハラはなぜ死んだか(Kindle版)
長らく絶版状態だった書籍をリクエストにより電子書籍で再版いたしました。八木啓代の原点です。
検察崩壊 失われた正義(毎日新聞社)
5刷。この一冊が検察にトドメを刺すことになるかもしれません
リアルタイムメディアが動かす社会(東京書籍)
超濃ゆいメンバーによる講義録!
ラテンに学ぶ幸せな生き方(講談社)
なぜラテン人は自殺しないの?に応えて3刷!好評発売中!
キューバ音楽(青土社)
ラテン音楽ファン必読!キューバ音楽のすべてが理論も歴史もわかります。浜田滋郎氏激賞
貧乏だけど贅沢(文春文庫)
沢木耕太郎氏との対談収録
ハシズム!(第三書館)
共著で橋下大阪市長を解剖します。

★ライブ情報
5月11日(木) 六本木・Nochero
Vo. 八木啓代 G. 福島久雄

ライブ&講演詳細はこちら



nobuyoyagiをフォローしましょう

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最新記事
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カテゴリ
検索フォーム
最新コメント
リンク
QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
月別アーカイブ
最新トラックバック
  1. 無料アクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。