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メキシコの新年

みなさま、あけましておめでとうございます。

もちろん、大掃除と年越し蕎麦とTVの日本の大晦日とは違って、メキシコのお正月は年越しパーティー。

いつごろからか新年を迎える瞬間に黄色のパンツをはいていると、来る年に金運に恵まれ、赤いパンツだと恋愛運に恵まれるという俗説が広まって、メルカード(市場)付近では、赤パン、黄パンを売る屋台がずらり。これはもちろん、ボトムスという意味のパンツではなくて、下着のパンツね。
しかし、黄色と赤ばかりなので、なんかすごいものがある。
それから、葡萄。なぜか新年の瞬間に葡萄を食べながら願い事をするという習慣もあって、あちこちで葡萄売りも。

私は、今回の年越しは、あるミュージシャンの実家であるコヨアカンの旧家のおうちに招かれました。
フランシスコ・ソーサ通りのその大きなおうちの、石造りで天井が高くて調理台にはタラベラ・タイルの貼ってある、古くて広いダイニングで、持ち寄り宴会。
深夜12時の到来と共に、シドラ(林檎酒)で乾杯して、葡萄を一気食べ。それから、その場の皆さんと抱きつきあってほっぺにキスのあとは、大宴会です。

ウイトラコチェ(トウモロコシに付くペースト状の真っ黒なカビの一種で、イカスミみたいな感じ。くせはなくて、とても滋養がある)と生ハムのエンパナーダ、パエジャ、羊肉のミショーテ(サルサに浸けた肉の紙包み焼)など。
メキシコシティは高地なので深夜に食べ過ぎると胃がもたれてあとがきついので、セーブしながらです。
でも、おいしかったよ~!
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PANDORA

Author:PANDORA
ラテンアメリカと日本を拠点に活動する音楽家・作家 八木啓代のBlog
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